青空が見え、陽の光に新雪が白く光ります。
少し登って振り返ると男鹿半島の姿が。
水平線の上に真山と寒風山があります。わかるかな?
トレッキングコースの中には動物たちの足跡がたくさん。
キツツキが木をつつく音が森にこだまします。
誰でも利用できる御所の台のトレッキングコース。
あきた白神駅のすぐ裏手です。
この御所の台の山は、四季を通じて楽しめるスポット。
2月はコースに雪が着き、静かな林を歩けます。
雪が深い時はスノーシューとストックで散策。
体力つくりのウォーキングにも、自然観察にもぴったりの
とてもすてきな里山です。
【ここで見られる花】
2月下旬から3月にかけては山の上の方でマンサク
4月上旬から中旬にはトレッキングコースのいたるところにカタクリ
4月下旬には御所の台ふれあいパークのサクラ、(山の上ではシラネアオイ?)
八峰町八森にある白瀑神社の「白瀑(しらたき)」です。
寒波到来で日中の気温はマイナス5℃近く、
夜から明け方にかけてはマイナス8℃に届く低温が
2日間続きました。(沿岸部では珍しいことです。)
滝の一部は氷瀑化しましたが、水量は衰える気配なし。
白瀑神社の境内にニョキッと生えている(枯れていますが)
妙な形の植物。
背丈(草丈)は160cmくらいで
近寄ってみると、まるで食虫植物のようです。
近くに同じものが何本も。
夏はつやつやした緑の大きな葉が目を引き、
その後、葉を落としてから、きれいな花を咲かせます。
体験センターを利用した学校の子供たちが白瀑を訪れた時、
白神ガイドの渡辺Aさんから「ウバユリ」だと教えていただきました。
滝の姿に劣らず、真冬でも存在感があります。
里山に入ってすぐ、大きなフクロウがお出迎え。
明け方に降った雪が薄く積もった山道に
新しい足跡をつけて参加者の皆さんは進みます。
白い斜面に木立の影、
登る先には青空が広がっています。
立ち止まってしんと静まる山の中、
耳をすませば鳥の声と枝から雪の落ちる音。
振り返れば、秋田県北部の海岸線を見渡せます。
御参加ありがとうございました。
健康アップ講座「健脚づくり 里山登山」
今回のコースは
御所の台里山トレッキングコース
登り10→9→8→4→5→6(ゆっくり登って90分)
下り6→5→7→11(60分)
でした。
2月下旬から3月中旬はマンサク
4月下旬はカタクリとサクラ
などの花を楽しむことができます。
1月22日にあきた白神体験センターで冬の里山登山を行います。
コースの安全確認のため頂上部まで行ってきました。
倒木を数か所確認。細い木だったのでまたぎ越して通り抜けました。
コース入口から山の中腹までは、ほぼ積雪無し。
山頂付近は10~20cmほどの積雪がありますが、
スノーシューを用いるほどではありませんでした。
風の状態や気温によっては念入りに防寒する必要がありますので
参加する皆さんはじゅうぶんな防寒対策のご準備をお願いします。
例年、2月下旬から3月中旬にかけて見頃を迎えるマンサク(山頂手前)は、
キバナマンサクとマンサク(赤い花)の2種あります。
春を待ちきれなかったのか開き始めた花がありました。