マンサクの花が咲き始めました!
このところ春の陽気に誘われて御所の台里山を散策してきました。
いろんなところに春を発見しました。
1週間前は子どもたちとソリ滑りを楽しんだふれあい広場は雪もなく一面芝生が顔を出しました。
遊歩道の脇で,春を告げる花「マンサク」が咲いておりました。
マンサクは春に他の花に先駆けて咲くので「まず咲く花」ということで「まんさく」と呼ばれるという説や,花がたくさんつくので「豊年満作」から命名されたという説などがあるそうです。「マンサク」は黄色い花をつけます。赤い花は「アカバナマンサク」といいます。
これから里山を華やかにしてくれることを楽しみにしています。時期的にはこれから3月いっぱいくらいかなと思います。
センターでも日帰りのマンサクツアーも企画していますので興味のある方はご一報を!
皆さんはこれがなんだか分かりますか。
松ぼっくりですが部分的にむしり取られたような跡があります。これがもう少しいくと,このようになります。
どうですか何かに似ていませんか? 「山のエビフライ」と呼んでいますが,リスなどがかじった跡だといいます。
また,登っていくとこんな物も発見。
サルのウンチかもしれません。またこんなお客さんもいました。
木の枝の割れ目に松ぼっくりをはさんでつついたいたようです。器用だなと思いながら,眺めてきました。
里山の麓でまたまた大発見!
さてこれは何でしょう?
正解は・・・・・・・・
クロサンショウウオです。産卵の真っ盛りでした。
白く見えるのがたまごですが,たまごの周りにいるのはおそらく雄です。
産卵については調べてみて,びっくりの生態が明らかになりました。皆さんも調べてみてください。
体験センターから歩いて3分(といつも子どもたちには説明しています。)の里山でほんの1時間位で
こんなにたくさんの春を発見することができました。
でも、むやみに木を折って持ち帰ったり,生き物を捕まえて持ち帰ったりはしないでくださいね。
自然のままが一番です。山の中で楽しませてもらいましょう!
すぐ近くです。皆さんも春を見つけに,里山を歩いてみませんか。
いろんな春を見つけてください!